日本医師会というのは地位・名誉・財力を兼ね備えた最強の政治圧力団体であり、多くの政治家に多額の献金を繰り返しています。

私も他党の都議会議員だった時代に、50万円もの大金が入った封筒をポンっと渡され、後日に返しに行ったことがあります。

地方議員にすらこの金額規模での献金、それが閣僚クラスは千万単位になるわけです。

この企業団体献金こそが日本の政策を歪めてきた最大のガンで、橋下徹氏が指摘している通り、政党交付金制度が創設された以上、この企業団体献金は即刻廃止・禁止にするべきです。

これから先、残念ながら日本の医療制度は大きく見直さねばならないことが多々でてきます。

現場や業界の意見に耳を傾けるのは重要ですが、それぞれの立場・権益がある以上、その意見ばかりを尊重していては国民のために必要な改革を進めることはできません。

一国の総理すら多額の政治献金に縛られている状態に一石を投じることができるのは、しがらみを持たない抜本改革政党・維新しかありません。

医療制度改革タスクフォースで早晩に提案をまとめ、自民党にはできない改革案をお示しし、現役世代の社会保険料の負担軽減・持続可能な社会保障制度の構築を目指してまいります。

それでは、また明日。

編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2023年11月22日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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