こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

引き続き予算委員会での質疑内容から。

青柳仁士政調会長代行が医療・社会保障制度改革について切り込んで行ったのですが、その際に企業団体献金の問題をずばり指摘しました。

日本医師会側から1400万円受け取った岸田首相「政策が変わることはない」 武見厚労相は1100万円

>日本維新の会の青柳仁士氏は22日の衆院予算委員会で、岸田文雄首相や武見敬三厚生労働相が日本医師会(日医)の政治団体「日本医師連盟(日医連)」から高額の献金を受けていることで、政府の医療政策がゆがめられていないかを追及した。首相は「献金によって政策が変わることはあってはならない」と政策判断への影響を否定した。

>日医連は2021年、首相に1400万円、武見氏に1100万円を献金している。青柳氏は「医療業界が嫌がるような改革が実行できない」として、今後は受け取らないよう求めたが、首相は直接は答えなかった。

日本最強の圧力団体・業界団体である日本医師会から、2021年度は岸田総理は1,400万円、武見敬三厚労大臣は1,100万円もの献金をもらっています。

日本医師会HPより

改めて見るとすごい金額ですよね…。

それだけの金額をもらっておきながら「政策が変わることはない」と言っても説得力があるはずもなく、総ツッコミが入る状態になっています。

実際、他の質疑の機会に維新の足立康史衆議院議員が

「武見敬三大臣に、医師会の主張と異なる政策主張はあるのか?」

とずばり聞いたところ、ほとんどまともに答えることはできていませんでした。これだけのお金や票を集めてもらっていれば、もはや政治家はレームダック状態です。