日本代表は11月開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合(対インドネシア代表、中国代表)で、いずれも勝利。28日発表予定のFIFAランキングで15位をキープする見込みであり、メキシコ代表、スイス代表よりも上位とみられるが、海外では3位スペイン代表、1位アルゼンチン代表と比較されるだけの強豪国として認識されているようだ。
2022年のカタールW杯で強豪ドイツ、スペインから金星を挙げ、2023年9月の国際親善試合でドイツを4-1で下した日本。2023年12月21日発表のFIFAランキングで16位のドイツから1.03ポイント差の17位に迫るなど、欧州強豪国を脅かす存在となっていることは言うまでもない。
世界中のクラブや代表チームのランキングを扱う『フットボール・ミーツデータ』によると、日本は11月発表のFIFAランキングでも15位に。10位に浮上するドイツとは51ポイント差だという。またトップ5にはアルゼンチン、フランス、スペイン、イングランド、ブラジルがランクイン。日本が北中米W杯でこうした強豪国と対戦する可能性はある。
北中米W杯アジア最終予選での躍進が目立つ中、米メディア『ESPN』は11月22日に「日本は森保一監督の掲げるW杯優勝という大胆な目標にどれだけ近づいているのだろうか?」という見出しのもと、日本の現状を分析。
日本サッカー協会(JFA)が「2050年大会までのW杯優勝」を目標に掲げていることを伝えた上で、メンバーレベルについて「これまでの日本代表は、ヨーロッパに拠点を置く選手だけで構成された先発メンバーを誇ってきた。これまでとの違いは、彼らが単にヨーロッパのクラブに在籍しているだけでなく、目立った活躍を見せていることだ。多くの選手が、プレミアリーグなど5大リーグでプレーしている」と評している。