ネットで購入して商品を店舗まで引き取りに来てもらうことで、お客は同時に店内にも入って行く傾向があるので、販売の可能性もさらに増えるということになる。
大型店舗化にして消費者が必要な全ての商品を手び入れることができるようにしているまた大型店舗を増やす理由には1店舗の中で大人から子供や赤ん坊の服そしてホームファニシングの商品も展示できる。その内の50%は靴下、下着、シャツといった単価の低いものがベースになっている。そうすることによって、一家族の衣類や家庭用品などすべて揃う。しかも、単価がどれでも低いので買いやすいということだ。
このポリシーはZARAなど商品の内容によってそれぞれ独立したショップになっているインディテックスのポリシーとは正反対の戦略である。またスペインの女性タレントと契約してブランド化の展開も始めている。
2023年のPRIMARKの年商はユーロ換算で105億ユーロ。10年前の年商の2倍に成長している。スペインだけに限定すると、15億ユーロとなっている。
残念ながら、日本市場にはまだ進出していない。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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