■「足が前に出ていない」
掛布氏は14日の広島戦で、矢野選手がタイムリーエラーをしたプレーに言及。
これは1アウト満塁で、センターに抜けようかという打球をセカンドの菊池涼介選手がダイビングキャッチ。併殺を狙って2塁にトスしたが、矢野選手が落球して失点したもの。捕っていればチェンジの可能性が高かっただけに、カープにとってはかなり手痛いエラーとなった。
このプレーに掛布氏は「良いときの矢野くんなら、捕ってダブルプレーで終わってますよ。ただ足が前に出てなかった。上体で捕りに行ってるから、 弾いちゃうのね。足が一歩でも出ていればスッと捕って投げられるんだけど、足が出てないんで、状態だけで前に行こうとするから、菊池くんのトスと上体が前に行く矢野くんが、衝突するんだよね。だから捕れない」と解説した。