厚生労働省は、2024年度の1人あたりの介護保険料の平均額が月6,276円となるという見通しを発表しました。2023年度と比べると月60円増え、過去最高を更新するとのことです。介護保険制度が始まった2000年度は2,075円で、3倍以上に増えることになりますが、こうなることは目に見えていました。

介護保険は際限なく上がっていくということが見込まれていました。介護保険を利用している人は現役世代に制度がなかったので保険料を払っていません。

しかし、要介護者が増えるのはこれからが本番です。

制度を作った人はあとの人のことは考えていませんでした。

それでも介護保険料だけでは足りません。自己負担を上げなければいくらでも需要が生まれてしまいます。

どうしても自己負担をしたくない人たちもいます。負担する世代のことは考えていないのでしょうか。