人種別の労働参加率は、上昇が優勢。白人、黒人、アジア系が上昇し、特にアジア系は2009年9月以来の高水準だった。一方で、ヒスパニック系は低下した。なお、データはアジア系を除き全て季節調整済みとなる。
・白人 62.3%、前月は62.2%と2023年3月以来の低水準、なお2023年8月は62.5%と2020年3月(62.6%)以来の高水準、2020年2月は63.2% ・黒人 63.2%と3ヵ月ぶりの水準を回復、前月は62.7%と2023年8月以来の低水準(4カ月連続で低下)、なお2023年3月は64.0%と2008年8月の高水準に並ぶ ・ヒスパニック系 67.3%、前月は67.5%と2020年2月(67.8%)以来の高水準 ・アジア系 65.9%と2009年9月以来の高水準、前月は65.3%、2020年2月は64.5% ・全米 62.6%、前月は62.5%、なお2023年11月は2020年2月(63.3%)以来の高水準に並ぶ
チャート:人種別の労働参加率
(出所:Street Insights)
人種・男性別の労働参加率は、白人と黒人で上昇も、ヒスパニック系は低下した。
・白人 70.1%と8カ月ぶりの高水準、前月は70.0%、2020年3月は71.0% ・黒人 69.7%と5カ月ぶりの高水準、前月は69.1%、なお2023年3月は70.2%と2010年3月(70.4%)以来の高水準 ・ヒスパニック系 80.1%、前月は80.6%と2020年2月以来の高水準、2020年2月は80.3%
チャート:人種・男性別の労働参加率
(出所:Street Insights)
人種・女性別の労働参加率は白人と黒人で上昇も、ヒスパニック系は低下した。
・白人 57.8%、前月は57.6%と5カ月ぶりの低水準、4月は58.0%と2020年2月以来の高水準(58.3%) ・黒人 63.0%と4カ月ぶりの水準を回復、前月は62.3%、2023年4月は63.9%と2009年7月(64.0%)以来の高水準 ・ヒスパニック系 61.1%と前月と変わらず、4月は61.8%と2023年9月(61.9%)に次ぎ2020年2月以来の高水準(62.2%)が迫る