中国のサイバー攻撃により外交機密など含まれる公電などが外務省のシステムから漏洩していたことが分かりました。
外務省のシステムに中国がサイバー攻撃、公電含む大規模な情報漏えい…主要な政府機関のシステム点検GlROIfnA5y#政治
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) February 5, 2024
去年も防衛省内部の機密情報が中国のハッキングにより漏洩していたことが報道されていました。この時の中国は日米の有事計画、自衛隊の能力や短所に関連する分析などといった広範な機密情報にアクセスできたとされています。
【新着記事】アゴラ編集部:中国が日本の軍事機密をハッキング:スパイ天国日本に懸念を覚える米国 FJhzLC pic.twitter.com/ZvPO0CSTsq
— アゴラ (@agora_japan) August 9, 2023
防衛省の件も、外務省の件も、共通点があります。まず両方のケースは米国の警告により問題の深刻性が明らかになりました。また、被害を受けた省庁が深刻なサイバー攻撃を受けたという事実を認めようとしないことも共通しています。
2020年夏に外務省の公電システムへの中国の侵入を米が探知して日本に警告していたと読売報道。防衛省のシステムへの中国の侵入の警告は、昨年8月のWP記事によれば2020年秋。外務省事案の方が先だったのか。ともあれ事実とすれば深刻な事態。外務省は「回答を差し控える」と。Qf5EUbLfo pic.twitter.com/7x18qgQyon
— Michito Tsuruoka / 鶴岡路人 (@MichitoTsuruoka) February 4, 2024
アメリカ「日本よ、防衛省がハッキングされてる!」アメリカ「日本の近代史上、最も有害なハッキング」アメリカ「衝撃的なほどひどかった」 ↓防衛大臣「漏洩した事実は確認してませーん」防衛大臣「詳しいことは言えませーん」
この政府で国を守れるのか……。GIm0pKk
— 鈴木傾城(スズキ・ケイセイ) (@keiseisuzuki) August 8, 2023
今国会で岸田政権はセキュリティクリアランス制度の創設を目指していますが、サイバー対策をきちんと施さないと、同制度が目指している機密性の高い情報を得ることが困難になります。
せっかくセキュリティ・クリアランス制度を一生懸命整備してもサイバーセキュリティがダメだと「同等性」を保証することは難しい。この問題は広範な法改正が必要なだけに、簡単な話ではないが、それでもやらなければ、どんどん置いていかれることになる。DNt5xVwlRo
— Kazuto Suzuki (@KS_1013) February 5, 2024