ウクライナ戦争の仲裁と自国との経済協力の強化をお願いするために、フランスのマクロン大統領が中国を訪問しました。

マクロン大統領と習近平国家主席 中国共产党新闻网HPより

アメリカ主導で対中包囲網が形成されている中でのマクロン氏の訪中は、必ずしも西側諸国の対中認識が一致されていないことを露呈させました。

習近平国家主席との会談の結果、マクロン氏は中国にフランス経済の稼ぎ頭である航空機の受注や農産物の輸出拡大を約束させました。

フランスとしてはおいしいお土産を持ち帰ることができそうです。

また、マクロン氏は中国がウクライナ戦争の平和的解決に向けて、「大きな役割」果たすことができると、ラブコールを送っています。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、3日間の北京訪問の幕開けとして、ロシアと密接な関係にある中国はウクライナの平和への道筋を見つけるために「大きな役割」を果たすと述べた。