自衛官という職業に就くメリット
逆に自衛官という職業に就くメリットは何か。
「給料をもらって健康な体をつくれる点でしょうか。私も入隊時は83キロだった体重が数カ月で65キロに落ちて、筋力もつきました。また、やはり公務員という安定した地位を得られる点は大きいです。ある上官からは『住宅ローンが4000万円も組める』と聞かされたことがあります」
最後に、自衛隊が組織として改善すべき点を聞いた。
「人が足りないといっている割には、足切り制度が残っている点は疑問を感じます。たとえば私がいたころは、陸士長は2任期しかなれず、その間に陸曹に昇進できなければ退職して他に再就職しなければなりませんでした。私も、このまま上のほうの階層に順当に昇進していける自信がなかったことも自衛官をやめた理由の一つですが、そのあたりの制度はもう少し柔軟にしてもよいのではないでしょうか」
(文=Business Journal編集部、協力=主夫男・太郎/元自衛官YouTuber)
提供元・Business Journal
【関連記事】
・初心者が投資を始めるなら、何がおすすめ?
・地元住民も疑問…西八王子、本当に住みやすい街1位の謎 家賃も葛飾区と同程度
・有名百貨店・デパートどこの株主優待がおすすめ?
・現役東大生に聞いた「受験直前の過ごし方」…勉強法、体調管理、メンタル管理
・積立NISAで月1万円を投資した場合の利益はいくらになる?