お札や小銭などの現金を使用せず手軽に支払いができるキャッシュレス決済。クレジットカードをはじめ、デビットカード、電子マネー、スマホ決済などがあり、経済産業省の発表によると、2023年時点でキャッシュレス決済額の比率が約4割まで伸びているという。キャッシュレス決済の利用率が伸びる理由はいったい何だろうか。今回は、キャッシュレス決済に関する調査結果を紹介しよう。
59.3%がポイントなどの特典を理由にキャッシュレス決済を利用
スマイルモアは、2024年6月18日に全国の30代男性300人を対象にインターネット調査を行った。「キャッシュレス決済に対する関心度はどの程度ですか?」と質問したところ、「非常に関心がある」「ある程度関心がある」合わせて70%が「関心あり」と回答した。一方、「全く関心がない」と回答した人が20.7%おり、現金支払い派も一定数いることが伺える。
7割の人がキャッシュレス決済に興味を持っていることが分かったが、なぜキャッシュレス決済を利用するのだろうか。理由について質問すると、約6割が「ポイントやキャッシュバックの特典があるから」と回答。
次いで、「支払いが迅速で便利だから」「現金を持ち歩く必要がないから」という結果に。支払いの手軽さやポイント還元などを気に入り、キャッシュレス決済を使用している人が多いようだ。また、約2割の人は「支払い履歴が管理しやすいから」と回答。ほとんどの買い物をキャッシュレス決済で済ませるのであれば、支払い履歴が家計簿の役割を果たすため管理のしやすさにつながるのだろう。