死亡増加はワクチンと関連?
また、この死亡増加、2021年に始まった新型コロナワクチンの接種と時期を同じくしているため、ワクチン接種がこの死亡増加に関与しているのではないかというネット上の噂が広まっている。
個人的には、ワクチンの関与は「100%確証までは行かないが、状況証拠的にはほぼ真犯人に近いくらい怪しい」と感じている。というのも、日本ではコロナワクチンが効いているとはとても思えない統計が出ているからだ。
本来、効果のあるワクチンであるなら(しかも当初言われていた通り95%有効であるのなら)接種者が増えれば、感染者数も死亡者数も「減る」のが普通である。しかし、日本では逆にコロナ感染者数も、コロナ死亡も、日本人の死亡総数(超過死亡)も「増加」してしまっているのだ。しかも、あろうことかその増加の波は、接種の並みにほぼ連動している。
もちろん、これらのデータは「非常に怪しい状況証拠」であって、100%の確証ではない。
2021年から始まった日本人の異常な死亡増加はワクチンが原因なのか?と問われたら、今のところはそうかも知れないし、そうでないかもしれない、と奥歯にものが挟まったようなことしか「公式には」言えないのが現状である。
政府もまさにそうしたことしか言えていない。
こちらは2022年4月の松野博一官房長官の言葉。
少なくとも全力で調べるべき新型コロナウイルスのワクチン接種が超過死亡に繋がっているとのインターネット上での論調については、国内外の研究結果なども踏まえながら審議会で議論が行われているとの認識を示した。その上で、接種の継続についても「特段の懸念はないとの結果であった」
ただ、少なくとも言えることは、
「命を救うため!と緊急事態宣言をだし、コロナ予算に3年間で300兆円も予算を使った(そのうち使途不明金は12兆円)のだから、「死亡数の異常な増加」という当初の目的とは逆の、しかも未曾有の事象が観察されている今、その原因追求に少なくとも1兆円くらいは使って全力で調査をすべきではないだろうか」
ということである。
医師も政府も大手メディアも、本当に「命を守る」覚悟があるのなら、いま本気で取り組むべきであることは間違いないだろう。
事実として、悲しいことにいま、多くの日本人の命が失われている…、それが統計で明らかになっているのだから。
ワクチンを推進してきた立場上すぐに方向転換できない、などと自らのポジションを気にしている場合ではない。
もし今それをしないのなら、そのことを隠蔽、もしくはスルーしたいという自分の立場の都合を「国民の命」より優先しているとしか捉えようがない。
果たしてそんなことが許されるのだろうか?
医師として、国家として、報道機関として、本当に良心があるのか?
今、僕は強く問いたい。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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