山崎さんは 50代以降になっても健康診断や会社が紹介する人間ドックに不信感を持っていたそうです。特に、胃の内視鏡検査に忌避感があって、健康診断は多忙を理由に受診しない年もあったと言います。

きちんと検査をしていれば、ガンが早期発見できたとは限りません。ただ、驚いたのは山崎さんほどの合理主義者であっても「とある医師」の意見を何となく信じて、行動していたという事実です。

山崎さんが最後に教えてくれたのは「正しい情報を得ることの大切さ」と「お金より大切なのは健康」というシンプルなことでした。

ご本人の強いご意向でお通夜や告別式は行わないそうです。そんなところも、最後の最後まで山崎さんらしいと思いました。

今までのご指導に感謝すると共に、心からのご冥福をお祈りします。

編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年1月6日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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