今年の1月1日で、1928年のアニメ『蒸気船ウィリー』の「初代ミッキーマウス」の著作権が失効しパブリックドメインとなりました。予想されていましたが、「初代ミッキーマウス」を使用した映画やゲームが発表されて話題となっています。
初代ミッキーマウスの著作権失効を受け、このキャラクターを使ったホラーゲームや映画が相次いで発表された。その目的はもちろん、ソーシャルメディア上で嘲笑されることだ。
→「殺人ミッキー」描く作品続々、『プー』の二番煎じは通用するのか? JvxSlxZjGC
— Forbes JAPAN (@forbesjapan) January 4, 2024
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映画だけでなくゲームにもなっているそうです。
早速ミッキーマウスがパブリックドメインになったのでそれでFPSゲームを作る人が出たw。 pic.twitter.com/QacC5iKMQt
— Tetsuro Miyatake (@tmiyatake1) January 2, 2024
一足先にパブリックドメインとなったくまのプーさんもホラー映画にされてしまいました。
プーさんのホラー映画の次はミッキーのホラー映画かよ!?何で毎回二次創作の手口がホラーなの?! pic.twitter.com/T4wis2CQLp
— ORB (@orb_brave) January 2, 2024
AIに学習させて画像を作ったりいろいろな使用方法が試みられています。
アメリカでパブリックドメイン化されたミッキーマウスの画像モデル。初期映画から学習されたもののよう。 Ki3SjXC
— 新清士@(生成AI)インディゲーム開発者 (@kiyoshi_shin) January 2, 2024
ディズニーの要望で過去に著作権の期間が延長されていたので注目されていました。
1928年に米国で制作された著作物や芸術作品が、今年の1月1日にパブリックドメインになったことを伝える記事。 Wdab4Zes8K 初期のミッキーマウスやチャップリンの映画「サーカス」などを含む。ディズニーの要望などにより過去に著作権の期間が2回延長された経緯もあり、かなり大きな変化。 pic.twitter.com/gyUdbaNhJw
— Oguchi T/小口 高 (@ogugeo) January 3, 2024
著作権保護の延長の歴史はディズニーの歴史とシンクロしてきました。
著作権の保護期限は最初「発表後15年」だったのが、ディズニーのロビー活動でミッキーマウスの期限切れとともに延長されてきた。今度は「100年」になるんじゃないの。 EysdE0xb
— 池田信夫 (@ikedanob) July 4, 2022