■周囲の乗客に独特な訛りが
検査も無事に終わりマットさんは搭乗口へ向かったが、友人の姿はなかった。先に飛行機に乗り込んだのだと思い、搭乗券をスタッフに見せるとボーディングブリッジへと急いだ。
マットさんは周りの乗客たちが話す英語に独特のアクセントを感じ取り、違和感を覚えた。しかしあまり気にせず、機内の出入り口でキャビンアテンダントに搭乗券を見せると、指示された座席についた。
■別の目的地であることが判明
飛行機の出発準備が整った頃、隣に座る乗客と会話をしてみたマットさん。「旅行は楽しかったけれど、早くバーミンガムの自宅に戻りたい」と口にすると、笑いながら「ガトウィックじゃなくて?」と返された。
何となく話がかみ合わず不思議に感じていると、機長から「当機はこれからガトウィックに向け離陸します」というアナウンスが。それを聞いて仰天したマットさんは、思わず「飛行機が違う」と叫んでしまった。