9日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、これまでパワハラなど様々な疑惑が取りざたされている兵庫県の斎藤元彦知事について報道しました。

選挙で知事を推薦していた自民党に続き、維新の会も辞職を要求する考えを示し、元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹さんは権力者としての心得について私見を述べていました。

■斎藤知事への告発文とパワハラ疑惑

斎藤知事は、自身の県庁職員らへのパワハラやおねだり疑惑などを告発する文書に対して、第三者機関での調査を行うことなく、内部告発した男性職員を懲戒処分にしました。当該の職員に対して「嘘八百」などの発言もしており、職員は処分の後に自死したと報じられています。

6日に行われた県議会の調査特別委員会(百条委員会)に出席した斎藤知事は、「一連の対応、手続きについて道義的責任はあると思いますか?」と問われると、「我々としては県として訴訟にも耐えうる形でやっていますから、そういった意味で、県として、知事としての対応は問題なかったと思っています」と答えています。