なお、テヘランを訪問して帰国したIAEAのグロッシ事務局長は19日、「イラン当局は高濃縮度ウランの生産に自主規制をする準備に入っている」と語った。IAEAによると、イランはここ数カ月で、核兵器に適した純度約60%のウラン在庫を約18キログラム増やし、約182キログラムにした。今回のイランの対応(濃縮活動の制限)については、「イスラエルがイラン国内の核施設を破壊したことと関連しているのではないか」といった推測が聞かれる。
編集部より:この記事は長谷川良氏のブログ「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2024年11月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はウィーン発『コンフィデンシャル』をご覧ください。