「自分一人ではどうにもならないときは、仲間のところに行きましょう。孤独に悩んでいては、どんどん世界が狭まってしまいます。そもそも、個人の発想の範囲はかなり狭いものです。それでは、いつまでたっても現状から抜け出すことはできないでしょう。そんなときは、外の世界の人たちに会うのが一番です」(押川さん)

「心強い味方は、がんの苦しみを分かち合える存在。『がんサバイバー』の方々です。経験者である彼らは『先輩』といえます。過去には、絶望の淵に立たされていた方も少なくありません。健康な家族や友人には理解してもらえない悩みも、彼らは深く共感し、よき相談相手となってくれるでしょう」(同)

1人で悩みを抱え込んでしまっている方は、がん患者会やがんサロンを訪れてみるといいと押川さんは言います。きっと、心優しいがんサバイバーの方々があなたを迎えてくれるはず。生きる気力を取り戻させてくれるでしょう。

がん防災チャンネル・現役がん治療医・押川勝太郎

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(コラムニスト、著述家 尾藤克之)

2年振りに22冊目の本を出版しました。

「読書を自分の武器にする技術」(WAVE出版)