南米ブラジルはUFO目撃が多発する国の一つであるが、つい数年前、2008年に起きたUFO事件に関する警察の報告書が明らかとなり、大きな話題を呼んだ。というのも、その報告書には「UFOによる侵略」と書かれていたからだ。

■街を停電させた2つの球体

 オカルトメディア「Mysterious Universe」によると、事件が起きたのは2008年11月19日午後10時頃のことで、ブラジル対ポルトガルのサッカーの試合が始まる直前だったという。ミナスジェライス州クラウジオのRenata Veloso Guerck Austriacoという女性は、自宅アパートの窓から、回転しながら空中を飛びまわる2つの球体を目撃した。

 球体は近くにある聖母アパレシーダ教会に向かって行ったが、どういうわけかそれと同時に、ベラ・ヴィスタ地区一帯が停電となってしまった。その後、光る球体は近くの高速道路沿いに飛行して農村地帯に着陸したという。その様子は近隣の複数の人々に目撃されている。そしてそれから数日間、光る飛行物体が毎日のように目撃されたという。

 ブラジルのニュースサイト「saudedomeio.com.br」によると、地元警察もこの飛行物体を目撃、その様子を詳細に報告している。それによると、警官は工業団地の近くに不審な光があるという通報を受け、現場に向かったようだ。彼らは畑の中にいる、白と黄色のまばゆい光を放つ物体を目撃した。楕円形のものと長方形のものとがあり、ミニバスくらいの大きさで、キセノンランプのようなまばゆい白色光が中央の開口部からあふれていたという。そして物体は空へと舞い上がって見えなくなった。

 警官はカメラでこの物体の写真を3枚撮影している。写真には暗闇の中で怪しく光る物体の姿が写っているが、その正体ははっきりせず、その形状やサイズもわからない。

2つの球体が街を停電させ…警察が「UFOによる侵略」と結論した未解決事件とは!?公式報告書の衝撃内容
(画像=画像は「saudedomeio.com.br」より引用,『TOCANA』より 引用)