近くにいた同行者に声をかけ、付近に同じような産卵床があったのでそこを攻めてもらうと数投後に竿が絞られていた。「きたー」。

小室さんは昨年挑戦を始めたが。オデコに終わっていた。今年は初釣行で掛けた。68cmシロサケのメスを手に嬉しそう。見ていた私も嬉しかった。

ただメスは持ち帰ることはできない。紐を結んで、活かして漁協に回収してもらうことになる。

荒川『サケ有効調査』2days釣行で70cm筆頭にシロサケ8尾手中【新潟】イカソーメンが的中?小室さんは67cmと68cmのメスを手中(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

筆者に70cmシロサケ

掛けた時の話を聞くと、食紅で染めたイカソーメンとサンマの切り身を合わせて付けていたと言う。

私にもイカを分けてくれて、試した2投目に目印があらぬ方向へ動いた。アワセを入れ竿に重みを感じるとともに、竿が絞り込まれた。「きましたー!」。イカソーメン効果(笑)?釣り上げたのは70cmのオス。

荒川『サケ有効調査』2days釣行で70cm筆頭にシロサケ8尾手中【新潟】イカソーメンが的中?筆者に70cmシロサケ(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

ほかの同行者にも釣らせてあげようと釣果報告とともにポイントへ呼ぶが、離れていて戻って来るのに少し時間がかかる様子。

待っている間、2人で仕掛けを流していると瀬脇で目印が止まった。すかさずアワせるとまた竿が絞り込まれた。「きちゃいましたー(汗)」取り込んだのは67cmのメス。

それからしばらくして同行者が到着したが、この日サケを釣り上げることはなかった。

荒川『サケ有効調査』2days釣行で70cm筆頭にシロサケ8尾手中【新潟】イカソーメンが的中?使用した竿はパワーが抜群だった(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

サケ有効利用調査二日目

調査二日目。抽選番号は7番。前日の宿で翌日の相談をし、1番は当然人気で遅めのスタートになるならダメだろう。遅いなら連日上がっているわけではないが、釣果のあった5番が有望では?と話していた。そこで5番へ移動した。

いろいろ探るが釣れない。ほかのポイントへ移動していた同行者2人から「8番のポイントで58cmのオスを釣り上げた」と連絡が入った。