兵庫県知事選で再選した斎藤元彦氏の「パワハラ疑惑」を調査していた県議会「百条委員会」の委員、竹内英明県議(50)が18日に辞職願を提出し受理されました。竹内氏は姫路市選出で、立憲民主党系会派「ひょうご県民連合」に所属するベテラン議員(当選5回)です。辞職の理由は「一身上の都合」とされています。
百条委員の兵庫県議が辞職 一身上の都合理由にGuObbbmYMB
県議会第4会派で立憲民主党の議員らでつくる「ひょうご県民連合」の竹内英明議員(姫路市選挙区)が同日付で辞職したと発表した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) November 18, 2024
竹内氏はこれまで百条委員会で斎藤氏への証人尋問を行い、「パワハラ疑惑」の解明に積極的に取り組んでいましたが、その急な辞職に議会やSNSで波紋が広がっています。「辞職の説明が必要だ」「真実を追求せず逃げたのでは」といった批判も聞こえてきます。
斎藤氏めぐる百条委メンバーの兵庫県議が辞職 「一身上の都合」で竹内英明県議=姫路市選出=が18日、議長に辞職願を提出して受理された斎藤氏に対して証人尋問を行い、職員へのパワハラなど告発文書にあった疑惑などについて追及していた。百条委員会もか!逃げる前にちゃんとした説明をしろよ! pic.twitter.com/truUgdKDxx
— クエスちゃん✝️ (@ClitorisCahn) November 18, 2024
中には、「斎藤氏が落選していれば辞職しなかったのでは」「県議としての責任を果たしていない」といった厳しい意見も見られます。
またその場で、維新議員は、斎藤知事の対応に違法性がないとする弁護士の招致を提案しましたが、自民・民主議員は反斎藤の立場を堅持するため慎重な姿勢を示しました。委員長は最終判断を理事会に委ね、招致は事実上見送られました。このような状態に対して「議会解散が必要ではないか」との声も上がっています。