今季、専修大学から松本山雅に加入したDF樋口大輝はここまで32試合に出場。樋口の持ち味は何といっても自陣での空中戦の強さではないだろうか。DFながら6ゴールをマークしており、そのうち4ゴールはヘディングでのゴールとアタッカー陣顔負けの得点力を誇っている。プロ1年目でありながらJ3の顔になり得る活躍ぶりで、J1やJ2のスカウト陣からも注目されているに違いない。

  • 生年月日:2001年9月10日(23歳)
  • 今季ここまでの個人成績:32試合出場6ゴール3アシスト

大宮アルディージャの旗 写真:Getty Images

DF市原吏音(大宮アルディージャ)

19歳ながら今シーズンはここまで31試合に出場しており、大宮のJ3優勝とJ2昇格に大きく貢献した1人でもある。185センチの長身で身体能力も高く、ビルドアップ能力にも優れているまさに万能型センターバックといえるだろう。2028年に開催されるロサンゼルスオリンピック世代の顔ともいえる逸材で、NEXT冨安健洋との呼び声も高い。現所属の大宮残留が基本線であると考えるが、オファー次第ではトップカテゴリーであるJ1クラブへのステップアップや海外移籍も十分にあり得るだろう。

  • 生年月日:2005年7月7日(19歳)
  • 今季ここまでの個人成績:31試合出場4ゴール1アシスト

カターレ富山 写真:Getty Images

MF安光将作(カターレ富山)

アメリカ・ニューヨーク州生まれのMF安光将作は今年でプロ3年目。主に左サイドバックを主戦場とし、今季はここまで35試合に出場している。6ゴール5アシストと攻撃でもタクトを振ることが可能なサイドバックで、昨シーズンに比べ目に見える結果を残しており、今年ブレイクを遂げたと言っても過言ではない。チームは第37節終了時点で3位フィニッシュが決定しており、昇格プレーオフの結果次第ではJ2クラブを中心に争奪戦が繰り広げられそうだ。

  • 生年月日:1999年11月2日(25歳)
  • 今季ここまでの個人成績:35試合出場6ゴール6アシスト
FC今治 写真:Getty Images

FWマルクス・ヴィニシウス(FC今治)