親パレスチナの姿勢を表明したサランドンだが、一連の発言を巡って、ユダヤ系とイスラム系アメリカ人の双方から批判を浴びている。

国連のイスラエル使節団でスピーチライターを務めていたアビバ・クロンパス氏はXで、アメリカのユダヤ人は「嫌がらせや暴行を受けることなく生きる価値はない」と言っているようなものだと非難した

一方でパキスタン移民の活動家アスラ・ノマーニ氏もサランドンの発言に反発。Xで、米国移住後に大学教授の職を得た父親や、起業家の母親、市民権を取得した自分の例を示しつつ、われわれは米国で平等の権利を有していると訴えた

サランドン氏はこのほかにも、極右派とされるアカウントがXで投稿した反ユダヤ主義的な偽情報をシェアするなどし、非難を浴びている。また先日はピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズがコンサートで「ジェノサイドをやめるよう」呼びかけた動画をシェアし、物議を醸した。