『デッドマン・ウォーキング』や『テルマ&ルイーズ』で知られる女優スーザン・サランドン(77)が、反ユダヤ主義的な発言をしたとして、ハリウッドのエージェントから契約を解除されたことがわかった。
PageSixによるとサランドンは17日、ニューヨーク市内で開催された親パレスチナ派の抗議集会に参加。スピーチを行い、パレスチナの解放を呼びかけたほか、「いまユダヤ人であることに恐怖を感じている人が大勢いる。この国でイスラム教徒であることがどのように感じられるかを味わっている」と発言していた。
サランドンは2014年からタレントエージェント大手のUTAと契約していた。今年はワーナーのスーパーヒーロー映画「ブルー・ビートル」や、ロマコメ「Maybe I Do」などの作品が公開されている。そのほかに、3本の作品が撮影済みだという。関係者は、UTAのスタッフの一部が彼女の発言に非常に傷つけられたと明かし、現在代理契約を締結していないと語っている。