現在人気の高まっている「旧車」たち。その魅力はノスタルジーやアナログ感、また得も言われぬ「美しさ」…。こうした美点を挙げればキリがありませんが、現代を走るには「欠点」の方が圧倒的に多いのが事実。そのひとつとして「エアコン事情」もあります…。
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エアコンのついていない旧車は多い…
エアコンのついていない旧車は多い…
現代のクルマは非常に高性能で、車内の気密性も高く、クーラー・ヒーターといったエアコンもオート化されており、温度さえ指定すれば最適な室内温度を得る事ができます。また加えて言えば、「UVカットガラス」の装備も紫外線の強い現在には不可欠といえます。いずれにせよ、クルマの車内は「快適な環境」となっているわけです。
しかし、「旧車」にはこれら全てが備わっていません。もちろん、純正クーラーの装備のある旧車もありますが、ガス漏れしやすかったり効きが悪かったりと、現在のレベルで論ずるものではありません。
ですので仕方なくクーラーを諦めて扇風機を装着するケースも。夏場の車内はまさに地獄。(筆者も経験あります)。
こうなると欲しくなるのが「後付エアコン」です。