■「旅行客からすると不安」の声も

例に漏れずガソリン代も高騰しているが、「888円」というのはあまりにも「常軌を逸した価格」と言って良いだろう。

同ポストは投稿から数日で4,000件近くものリポストを記録し、他のXユーザーからは「そうそう、九州走ってたら全部これだった」「寿司屋の『時価』みたいな?」「地元でよく見かけます!」「地元民からしたら普通なんでしょうけど、旅行客からすると不安ですよね…」など、様々な声が寄せられていた。

九州のガソスタで遭遇した異常すぎる光景、思わずゾッとしたが… 「表示の理由」でさらに驚く
(画像=『Sirabee』より引用)

そこで今回は、話題の給油施設を運営する「南国殖産株式会社」に詳しい話を聞いてみることに。すると、なんとも意外な回答が返ってきたのだった…。

■九州3県を回って絶望…

ポスト投稿主・栗原さんに話を聞いたところ、件の写真は熊本県熊本市にある「ENEOS 保田窪 SS」にて撮影したものと判明。

発見時の様子について、栗原さんは「九州を旅行中、燃料が少なくなっていたのでガソリンスタンドを見て回っていたのですが、その多くが「888円/L」表示となっており、驚きました。万が一、本当にリッター888円も請求されたら逃げ場が無くなってしまう…と思い、通常の金額が表示されている場所を選び、給油しました」と振り返っている。

福岡、長崎、熊本県内では多くの給油施設が「888円」と表示しているのを目にしたため、不思議に感じて今回ポストを投稿したのだった。しかしもちろん、これらの施設では実際に「リッター888円」でガソリンを販売しているワケではなく…。