5~10桁目の数字
左から5~10桁目の数字は、「公安委員会の管理番号」だ。公安委員会が、免許証を管理するために使っている。各都道府県によって番号をつける基準が異なり、重複することはない。
5~10桁目の数字は、どのように決まっているのかが公表されていないため、学科試験の点数が記されているのではないかなど、さまざまな説がまことしやかに唱えられている。 ただし、その真偽は定かではない(どちらかというと間違いのようである)。
11桁目の数字
左から11桁目の数字は、「チェックディジット」である。チェックディジットとは、検証用の数字のことで、入力ミスを検出するために設定されている。この数字は、運転免許証を再発行しても変わることはない。
12桁目の数字
左から12桁目の数字は、「再交付回数」を表している。紛失・盗難などで再発行を受けると、この数字は増えていく。ただし、運転免許証番号が確認できる破損や汚れの場合は、数字はそのままだ。
また、免許の更新では数字は増えない。再発行を受けていなければ、12桁目の数字は「0」で、再交付を受ける都度「1」「2」と増えていく。
運転免許証の番号でいろいろなことが分かる
運転免許証の番号を見れば、初めて免許証の交付を受けた公安委員会や、初めて免許を取得した年、再交付回数などがわかる。興味があれば、一度自分の番号を確認してみよう。
文・はせがわあきこ
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