また、麻生・トランプ会談の内容を聞く限りでは、トランプ氏が持っている日本の印象は良いようです。

安倍首相がトランプ氏当選直後に会談を計画したのは、大統領選挙中の同氏の日本バッシングが激しく、このままでは同盟漂流してしまう懸念があったからです。

一方で、アルゼンチンのミレイ大統領はトランプ氏との面会に成功していますが、正式な会談という位置づけはされていません。

トランプ氏はマスク氏が率いる「政府効率化省」を通じて政府機構の大改革を検討しており、同様の改革を実施しているミレイ氏との親和性が高いと見られています。そのため、ミレイ氏とのツーショットの機会が設けられたのは、改革を行う意欲を内外に示すための政治的な思惑も関係しています。