セシルホテルの暗い歴史
プライス氏は、「事件の最初から深く関わってきた。エリサ・ラムの死に陰謀はないと100%確信している。私はあらゆる操作に立ち会い、警察と協力してきた。陰謀論ではなく、精神疾患に焦点を当ててほしい」と述べている。
ラムさんの両親は、ホテル側に安全対策の不備があったとして訴訟を起こしたが、裁判所はラムさんの死は「予見不可能」だったとして訴えを棄却した。
貯水槽のメンテナンス作業員は、屋上へのアクセスにはアラームが設置されており、ホテルのスタッフのみアラームを解除できると証言している。
なお、エリサ・ラムさんの死は、セシルホテルで起きた最初の悲劇ではない。1927年の開業以来、セシルホテルでは16件の不審死と奇妙な超常現象が報告されている。
ラムさんの事件以外にも、1947年に女優エリザベス・ショートが殺害された「ブラックダリア事件」も有名だ。彼女は残忍な死を遂げる数日前、ホテルのBARで飲んでいるところを目撃されている。
また、ホテルには「ナイトストーカー」ことリチャード・ラミレスや、「ウィーン絞殺魔」ジャック・ウンターヴェーガーといった凶悪犯が宿泊していたこともある。セシルホテルは、ロサンゼルスで最も呪われた場所の一つとして知られているのだ。
エリサ・ラムさんの悲劇的な死は、ライアン・マーフィー監督の「アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル」などの作品にも影響を与えている。
エリサ・ラムさんの不可解な死は、セシルホテルの暗い歴史と相まって、多くの謎を残している。果たして彼女の死は本当に事故だったのだろうか? それとも何者かの陰謀、あるいは超常現象的な何かが関わっていたのだろうか?セシルホテルの暗い歴史は、これからも人々の想像力を掻き立て、様々な憶測を呼び続けるだろう。
提供元・TOCANA
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