シェレンバーガー氏の主張

 調査報道記者でありニュースプラットフォーム「Public」の創設者であるマイケル・シェレンバーガー氏も公聴会で証言した。同氏は、政府が極秘に進めているとされる「Immaculate Constellation」という未承認の特別なプロジェクトについて語った。このプロジェクトは、UAPに関連する観測データを集約し、高解像度の画像やセンサー情報を扱うものであるとされる。

 シェレンバーガー氏は、匿名の内部告発者からの報告を基に、「米国軍および諜報機関が非常に明確で高解像度なUAPの画像や動画を長年にわたって保持している」と述べた。さらに同氏は「これまで公開されたぼやけた画像や動画ではなく、鮮明で詳細な情報が存在する」と主張した。

最新の「UFO・UAP公聴会」で何が語られたのか!政府は高度UAP技術を隠蔽…?極秘プロジェクトの暴露も
(画像=シェレンバーガー氏 画像は「YouTube」より、『TOCANA』より 引用)

 また、シェレンバーガー氏は「Immaculate Constellation」に関する12ページの報告書を議会に共有し、このプロジェクトが民主的な監視を欠いたまま運営されていることを問題視した。さらに、UAPが海中から出現するという目撃情報や、他の未確認物体が目撃された映像についても言及し、政府がこれらの情報を隠蔽している可能性を指摘した。

 シェレンバーガー氏は最後に、UAPに関する透明性を強化するための立法措置を求めた。同氏は「UAP開示法」の支持を表明し、この法案が情報公開と内部告発者の保護を確立する鍵となると主張した。

 今回の公聴会で新たに明らかにされた情報は少なかったものの、UAPに対する議論のスティグマが軽減されたと評価されている。議長のメイス議員も「まだ多くの疑問が残っている。今後の公聴会に期待したい」と述べ、透明性を求める姿勢を強調した。

 UAP問題は今後も議論が続く見通しだ。今後の情報公開と調査の進展に世界中の期待と注目が集まる。

提供元・TOCANA

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