噂、そして検証
当然のことながら、この光に関する噂は長年にわたり近隣住民の興味を引いてきた。多くの人が噂を広め、実際に光を見ようと現地を訪れているという。
バーン氏は、「人々は夜中に車で出かけ、そこでビールを飲んだり、10代の子たちがするようなことをしたりして、伝説の光を探している。文字通り何世代にもわたって、デートや友人たちとこのゴーストライトを探しに出かけたことを覚えている人たちがいる」と語っている。
この光にまつわる不気味な話も多く伝わっている。
カブスカウトの少年がランタンを持って歩いているときに隊列からから逸れてしまった話、道路を横断中に車にはねられて死亡した10代の若者の話、ガソリンが切れて車が止まった際にボーイフレンドが車外に出た後、「爪で引き裂かれて死んでいる」のを発見した女性の話などだ。
しかし、これらの話は検証されていない。バーン氏が検証できた唯一の話は、1963年に友人と花火をしに橋に行った17歳の少年ノーバート・ハイマン氏の話だ。
「花火が終わった後、一人の友人が車を取りに行った。他の友人たちは先にメインストリートに向かって歩いた」とバーン氏は言う。運転手は車のライトを点けなかったため、ハイマン氏は車にはねられて死亡した。バーン氏は、「この話がゴーストライトの伝説の根源であり、この少年が『取り憑いている』と信じるか、それとも、この話が他のすべてのゴーストライトの伝説のきっかけになったと考えるかは、読者次第だ」と述べている。
この光には、超自然現象ではない、もっと現実的な説明も考えられる。エコノックハチー橋付近の湿地帯では、枯れた植物が分解されて可燃性の高いメタンガスが発生し、発火して空中で青い炎が揺らめくことがある。これは、多くの人が目撃したと主張する光と一致する。しかし、沼地ガスと幽霊のどちらかを選ぶとしたら、幽霊の方が間違いなく面白いだろう。
スノーヒルロードの「オビエド・ライト」。それは、死者の魂が彷徨う証なのか、それとも自然現象が生み出した幻想なのか? 真実は、闇夜に包まれたまま、今もなお人々を魅了し続けている。
提供元・TOCANA
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