xWIN:投資家から資金を預かって運用するという形にすると、金融商品取引業に該当しますが、プラットフォームを提供するだけで投資家から資産を預かりませんので、金融商品取引業にも暗号資産交換業にも当たりません。

ですから、世界中の投資家の方々に利用してもらうために、各国に法人を置き、各国の法人でその国のライセンスを取る必要もありません。

とはいえ、投資家の方々に知っていただくためのマーケティングは必要でしょう。創業者の一人である私が日本人ですので、日本法人を設立して、日本のユーザー向けのマーケティングを行っています。

プラットフォーム提供とファミリーオフィスの二本立て

xWIN:xWINとしては、投資家の方々にプラットフォームを利用して頂くというのが本来の目標ですが、プラットフォームを利用して運用することをハードルが高いと感じる方もいらっしゃいます。

そこで、シンガポール法人では、資産を託していただき運用を支援する、ファミリーオフィス業務も行っています。

インタビューを終えて

暗号資産投資ファンドやレンディングで儲けたという話を聞く一方、騙された・大損したという話を聞くこともあるでしょう。投資で失敗するだけでなく仕組み自体が杜撰なために資金を失ってしまう人もいるのが現実です。

このロボアドバイザーによる暗号資産投資のプラットフォームは、こうした仕組みを改革する一つの有効な挑戦であると感じるインタビューでした。