岸田新内閣の閣僚と学歴
今回の新しい岸田内閣の閣僚を、最初に入った大学で見てみると、東京大学5、早稲田大学5、慶応大学4、神戸、聖心女子大、専修、東海、東工大、明治が1人である。
ただ、河野太郎は慶応を中退してジョージタウン大学卒であり、上川陽子、伊藤信太郎、加藤鮎子は米国の大学院に留学している。
これを、過去の内閣のうち、第一次小泉内閣、菅直人内閣、第二次安倍内閣と比較してみると、以下の通り。
第一次小泉内閣は、東大5、慶応4,早大3、一橋2、防衛大学校、三重、それに宝塚音楽学校1。
菅直人内閣は、東大6、早大3、京大2、慶応2、青学、神戸、上智、中央、東工大が1人。
第二次安倍内閣は、東大7、早大3、慶応、成蹊、上智、玉川、東京水産、日大、法政、明治、立教が1人だ。
こうしてみてみると、小泉内閣で慶応が、岸田内閣で早稲田という総理の母校が優遇されていることは歴然としている。
東京大学は5人以上で安定。いわゆる地方大学は、ほとんど例外的にしかいないことがわかる。
■
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
【関連記事】
・「お金くばりおじさん」を批判する「何もしないおじさん」
・大人の発達障害検査をしに行った時の話
・反原発国はオーストリアに続け?
・SNSが「凶器」となった歴史:『炎上するバカさせるバカ』
・強迫的に縁起をかついではいませんか?