ストックホルムにある子ども博物館、Junibacken(ユニバッケン)は0歳から入場可能!乗り物に乗って絵本の世界を体験出来るストーリートレイン、レストランや屋外の遊び場もあり、家族で1日中楽しめる観光スポットです。
今回は5つの見どころと、最後に実際に行ってみなければわからなかったことをまとめてご案内します。
目次
1. 物語を体験できるSagotåget(ストーリートレイン)
2. 絵本の中に遊びに来たようなSagotorg(物語広場)
3. 子供たちに大人気!ピッピの家
4. 大人も楽しい気分になるレストラン
5. 絵本やムーミングッズ豊富!ミュージアムショップ
最後に
Junibackenの基本情報
1. 物語を体験できるSagotåget(ストーリートレイン)
Sagotåget(ストーリートレイン)は、ユニバッケンの代名詞的な人気アトラクション。スウェーデンを代表する世界的な児童文学作家Astrid Lindgren(アストリッド・リンドグレーン)の童話の世界を乗り物に乗りながら体験できるというもの。
乗り物に誘導されると、音声は何語が良いか聞かれました。というのも、ストーリートレインは英語だけではなく、中国語、アラビア語、そして日本語など15か国語の音声ガイド付き。スウェーデン語版は、アストリッド・リンドグレン本人による音声とのことで とても貴重です。
この日も長蛇の列で、日本のテーマパークのように30分以上並び ようやく乗車。写真撮影は禁止だったため、中の様子は実際に乗ってからのお楽しみです!
ストーリー・トレインに乗ってみた感想は、物語の内容を知らない大人でも面白い!次々と展開される物語やその場景、様々なキャラクターや動物が現れ、ワクワク感が止まりません。大人でも充分に楽しむことができ、長時間待った甲斐がありました。そして、1歳の子どもも怖い場面でも泣くことなく目の前に広がる物語に終始釘付け!
恥ずかしながらアストリッド・リンドグレーン作品は「長くつ下のピッピ」「小さなロッタちゃん」以外読んだことがなかった私。ストーリートレインに乗って 「いたずらっ子 エーミル」など、読んでみたくなりました。
2. 絵本の中に遊びに来たようなSagotorg(物語広場)
Sagotorg(ストーリー広場)では、スウェーデンで有名な絵本に出てくるキャラクターが勢揃い。物語の中に出てくるカフェや家、町並みを再現した空間の滑り台で滑ったり、大きな滑車をハムスター気分で回ったり、お店でお飯事をしたりと、子どもたちの好奇心を刺激する遊び場です。
可愛い世界に大人もはしゃいでしまいますが、あくまで子ども用に作られた町並みなので、お店やカフェはミニサイズ!子どもの遊ぶ姿を撮ろうと大人がお店に入ると身動き取れないほど狭いので要注意です。
大勢の子どもたちが楽しそうに遊ぶ中で1歳の我が子も大興奮!靴下を脱ぎ捨て広場の石畳を高速ハイハイ!!走り回る他の子達とぶつからないか 冷や冷やしている親にわき目も振らず、楽しんでいました。
3. 子どもたちに大人気!ピッピの家
ユニバッケンの2Fにある、長くつ下のピッピの家「Villa Villekulla」、日本語の絵本だと「ごたごた荘」として描かれています。散らかった家の中は、自由気ままなピッピが出てきそう!滑り台が付いててピッピの気分で自由に遊ぶことが出来るのです。
この家はシアターとしても使われ 夏には1日3回、ピッピがこの家に引っ越してくる場面の演劇が行われました。ところが、鑑賞チケットは入場チケットとは別売りだったため、残念ながら鑑賞することができず!!ピッピの演劇は次回にお預けです。
4. 大人も楽しい気分になるレストラン
シアターから階段を下るといい匂いがしてきてお腹がすいてきました。ここを通り過ぎて1Fや出口にたどり着くのですが、思わず立ち寄りたくなる可愛らしいカフェ兼レストランです。
天井には風船が浮いていて、まるでサーカスが始まるかのよう!テーブルに座って装飾を眺めているだけで楽しい気持ちになります。
この日はサンドイッチとシナモンロールを注文。レストランではユニバッケン特製ミートボール、パンケーキなどスウェーデンの一般的なランチメニューやシナモンロールなどのデザートを提供。豊富な子ども用メニューに加え、グルテンフリー対応可能な点も安心ですね。
レストランにはテラス席もありますよ!この時は生憎の曇り空でしたが、晴れた日は青空が広がるストックホルムの町並みがとても美しく見える場所。冬が長く、太陽がとても貴重なスウェーデンでは夏の間 どのレストランもテラス席が大盛況!! もちろんユニバッケンのテラス席も大賑わいでした。