ニクソン氏はタイム誌の取材に、ガザの爆撃に公的資金を投入していると指摘。米政府による支援が「飢餓政策に資金を注ぎ込んでいる事実に関心を向けたかった」と抗議活動への参加理由を語った。「大統領は恒久的な停戦に持ち込むための影響力を利用していない」とバイデン氏を非難した。
集会に加わった「アダラ・ジャスティス・プロジェクト」の広報担当者スマヤ・アワド氏は、バーモント州で起きたパレスチナ系アメリカ人に対する銃撃事件に言及。「政府がパレスチナ人を非人間的に扱った結果」と政府を糾弾した。
ユダヤ人差別に反対する団体「Americans Against Antisemitism」の創始者ドヴ・ハイキンド元ニューヨーク州議会議員はニューヨークポスト紙に、ニクソン氏らは「ユダヤ人の虐殺者であるハマス」を支持し、停戦することで「野蛮な人々に勝利を与えたいと考えている」と非難。「それは彼らが求めているもので、思うつぼだ。彼女は偽善者だ」と主張している。