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150万円くらいで本格軽FRスポーツが買えた、幸せな時代
150万円くらいで本格軽FRスポーツが買えた、幸せな時代
以前の記事ではカプチーノ発売にまつわるアレコレから、現代に蘇らせる現実味までお話しましたが、バブル時代から2000年代までの日本ってホントにいろいろといい意味で狂っており、今の基準で考えると「何もかも安く」、そして勢いがありましたね。
今なら某牛丼屋で超特盛を頼んでも、「俺の若い頃はこれくらいで大盛じゃなかったっけ?」(※あくまでイメージです)とため息ついちゃいますが、「安くてもお腹いっぱい食べられる日本という国」はもう存在しないので、それを嘆いても仕方ありません。
しかし、1991年11月に発売されたスズキ カプチーノが税別145万8,000円、消費税がまだ3%でしたから税込でも150万1,740円で買えたのが、今ケータハム セブン170で同じように軽FRスポーツを楽しもうと思えば5倍以上の価格だと思えば…牛丼はまだマシです。
カプチーノ以外にもオートザム AZ-1(149.8〜159.8万円・税別)、ホンダ ビート(138.8〜145万円・同)だって今考えれば格安。
ただし、1.3リッターターボのトヨタ スターレット グランツァVが130万円台、テンロク175馬力の三菱 ミラージュ サイボーグが140万円代の時代ですから、当時としちゃ軽スポーツは割高だったんですね。