ちなみに、ローマ・カトリック教会の総本山バチカンと中国共産党政権は先月22日、両国間の司教任命権に関する暫定合意を4年間延長すると発表したばかりだ。欧米諸国では中国の人権蹂躙、民主運動の弾圧などを挙げ、中国批判が高まっている時だけに、バチカンの中国共産党政権への対応の甘さを指摘する声が絶えない(「『教皇の現実主義』は中国では通用しない」2024年10月24日参考)。
編集部より:この記事は長谷川良氏のブログ「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2024年11月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はウィーン発『コンフィデンシャル』をご覧ください。