■父親がサプライズで飼育の準備
それでもカルくんのタコ愛は変わらず、ある日キャメロンさんは地元のペットショップに、生きているタコを仕入れてもらうことが可能か尋ねてみた。すると「一般的ではありませんが、可能ではありますよ。ただ飼育は難しいので、かなりの準備と覚悟が必要です」と教えられたという。
キャメロンさんは早速リサーチし、カルくんには内緒で水槽や海水を作るキット、水を循環させるポンプなどを購入。タコにとって安全で快適な環境を整えるため、準備には2ヶ月もの期間を要した。
ついにタコを購入して披露すると、嬉しさのあまり泣き出してしまったカルくん。「テレンス」と名付け、父子による試行錯誤の日々が始まった。