コラムニスト、エッセイストの犬山紙子氏が11日放送の『あさイチ』(NHK)に出演。夫婦間の精神的DV、モラルハラスメントなどの被害に悩む人から相談を受けた際に、「掛けるべきではない言葉」について語った。
■「精神的DV」を特集
この日の番組では、夫婦間の「精神的DV」の被害について特集。言葉で傷つけられたり、行動を監視されたり、必要十分な生活費が渡されないといった、暴力以外のDV、モラルハラスメントに関する相談が増えていることを取り上げた。
スタジオでは、周囲にDVなどに悩んでいる人がいる場合に、どのように声をかければよいかという話題に。全国女性シェルターネット理事の北仲千里氏は、「『心配しているよ』とか。『話を聞くよ』とか。あんまり、『あなたはこうすべき』とか言っても合わないかもしれないけど、とにかく(被害者の)『私のことはちゃんと気にかけて、信頼してくれているんだ』というつながりを断たない。『よかったら一緒に話に行こう』とか『一緒に探そう』とか、そういうポジションがいい」と説明。