■奈良ガチ勢にとって三重は…
なお卑屈な奈良県民botさんといえば、ユニークな著作のほか、アカウント名の通り「強烈な奈良愛」であまりにも有名。
たとえば、他の都道府県・市区町村に奈良との共通点を見出すと「○○県は実質、奈良領」と名誉を授けるのが半ばルーティンワークとなっており、着々と奈良の領土を拡大している立役者なのだ。
つい先日、最終回を迎えたばかりの特撮ドラマ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(テレビ朝日系)では、主人公が何かにつけて「これでお前とも縁ができた!」と、やたら縁を結びたがるのが印象的だが、ノリ的にはほぼ同じである。
そんな「奈良絶対主義者」である卑屈な奈良県民botさんは、意外にも三重県に対してシンパシーを感じており、「三重県は奈良県と同じく、JRよりも圧倒的に近鉄(近畿日本鉄道)が強い『近鉄王国』であり、なおかつ京都に新幹線を奪われた者同士ですので、私は三重県の事を勝手に『仲間』だと思い込んでおります。が、実際のところ三重県在住の方々や、私以外の奈良県民が心中でどう思っているかは全く不明です」とのコメントを寄せてくれた。
スペイン村に対しても思い入れがあるようで、「奈良県民にとってもかなり馴染みの深い場所です」「志摩スペイン村の隠れた魅力を紹介してくれた周防サンゴちゃんは、まさに我らが近鉄の救世主、女神と呼んでも過言ではない存在だと思います」と、奈良県民を代表した心の叫びを発している。