月面にシェルター型の“都市”か――。著名なUFO研究家がグーグルムーンの画像から月面の巨大施設を特定したという。
■月面にエイリアン巨大施設
NASAが2009年に運用を開始した月周回無人衛星、ルナー・リコネサンス・オービター(Lunar Reconnaissance Orbiter、LRO)が撮影した月面の画像は、グーグルアースの月面版であるグーグルムーンで活用されている。
台湾在住のUFO研究家、スコット・ウェアリング氏が、このグーグルムーンの画像からエイリアンの巨大施設を発見したことをUFO情報メディア「ET Data Base」の記事で報告している。全長が15キロにも及ぶ巨大な施設は、さながらそれ自身が1つの都市である。グーグルムーン上の座標は「49°54’5.25″N 142°37’43.85″E」だ。
「デ・モラエス(De Moraes)クレーターで9マイル(15キロ)以上の長さのエイリアンの構造物を発見しました」(スコット・ウェアリング氏)
同名のYouTubeチャンネルに投稿された動画の中で、このエイリアンの“巨大施設”を解説しているウェアリング氏だが、見やすくするために画像の明るさをいくつかのレベルで変えており、この施設の下方の大きな影はどのレベルでも真っ暗のままだ。
「ここに構造物があります。しっかりした建造物のように見えます。この物体はきわめて巨大で、その一部はチューブ状のように見えます」(スコット・ウェアリング氏)
その構造物は確かに人工的に造られたかのような外観をしており、周囲の地形からは浮き上がって見える。
「すべてのアングルから見てみてください。決してピクセル化(pixilation)されたもののようには見えません。エイリアンの建造物を真横から眺めた姿をしています。実に驚かされるクレイジーでクールな物体です」(スコット・ウェアリング氏)
もちろんこの興味深い画像もまたNASAの月観測衛星によって撮影されたものである。ウェアリング氏は画像上でこの構造物の大きさを計測しているのだが、幅も奥行きも約16キロととてつもなく巨大である。都市がそのまますっぽりと入った超巨大シェルターといった形容もできるのかもしれない。