トランプ氏は国務省の政権移行チームの責任者に対イラン強硬派のブライアン・フック氏が就任しています。米国の外交政策を形成する閣僚だけではなく、次官またはそれより低位の人事も今後固まっていくことが予測されます。

元米国イラン特使で、現在はトランプ次期大統領から国務省の政権移行チームを率いるよう指名されたブライアン・フック氏は、トランプ氏が1月に就任すれば、イスラエルとパレスチナの紛争に対する政権の「世紀の取引」和平案(パレスチナの非武装国家、イスラエルの治安管理、パレスチナ難民の帰還権の禁止を要求)が議題に再び上がる可能性が高いと示唆している。 フック氏はまた、元上司はテヘランの「政権交代には興味がない」が、イランを孤立させ弱体化させようとしているとも付け加えた。