ストレッチは、筋トレや有酸素運動に比べるとカロリー消費が期待しにくいものの、逆の見方をすれば汗をかきにくいという特徴があります。
実際、ストレッチ愛好家の多くは、お風呂上がりや寝る直前に実施しているケースが多いのではないでしょうか。
もちろん、気持ちが安らぎ、リフレッシュできるといった効果を目的にしているのであれば、時間に拘らず、自分が満足できるレベルで行えば良いでしょう。
しかし、柔軟性や筋力を高める、筋肥大といった効果を得たい方は、時間と継続力が鍵です。
ということで、リラックスタイムにじっくりと時間をかけて行うことで、その効果を最大限に引き出してみてはいかがでしょうか。
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参考文献
Want To Live Longer? Science Says To Stretch
https://scitechdaily.com/want-to-live-longer-science-says-to-stretch/
元論文
Reduced Body Flexibility Is Associated With Poor Survival in Middle-Aged Men and Women: A Prospective Cohort Study
https://doi.org/10.1111/sms.14708
Effects of Chronic Static Stretching on Maximal Strength and Muscle Hypertrophy: A Systematic Review and Meta-Analysis with Meta-Regression
https://doi.org/10.1186/s40798-024-00706-8
ライター
髙山史徳: 大学では健康行動科学、大学院では体育学・体育科学を専攻。持久系スポーツの研究者として約10年間活動。 ナゾロジーでは、スポーツや健康に関係する記事を執筆していきます。 価値観の多様性を重視し、多くの人が前向きになれる文章を目指しています。