今年3月~5月、日本南部で巨大地震、東京に大津波が発生か
リュブシン氏は、ロシア紙「ガゼータ・ルー」(2023年3月1日付)の取材に対し、日本で巨大地震が起こる可能性について次のように語った。
「日本は危険な状態にある。2023年3月から5月までの3カ月以内に、日本南部の海域で非常に強い地震が発生する可能性があります。この地震で発生した津波は東京付近を襲い、多くの犠牲者を出すことでしょう」(リュブシン氏)
リュブシン氏の地震予測は、日本全国78カ所にある地震観測所が公表している振動(地震ノイズ)記録がもとになっている。
「1日の長さは変わります。地球の自転速度は遅くなったり、速くなったりするからです。私は1日の長さというこの地球物理学的パラメータと地震ノイズの相関関係を調べました。1日の長さに対する地震ノイズの相関関係は地震エネルギーの放出に関係していて、相関関係の最初の変化から430日後に地震エネルギーの爆発があります。これが今年の3月です」(同)
リュブシン氏によると、日本で地震が発生すれば非常に強いものとなり、千島列島とカムチャッカ半島に影響を与える可能性があるという。