「不十分なコミュニケーションがあった」

 なぜシャトレーゼは問い合わせした購入者に連絡をしなかったのか、また、なぜ「工場と連絡がつながらないから、責任者とお話しする機会を設けることができない」と伝えたのか。Business Journalがシャトレーゼ広報室に問い合わせたところ、

「ご質問の件につきましては既に弊社HPにてご案内させていただいた内容をご確認いただければと存じます」

とのことであった。同社HP上に掲載された7日付リリースには次のように書かれている。

「10月4日に弊社お客様相談窓口にお客さまより異物混入のご連絡が入りました。その後、弊社では 2 週間の調査期間をいただき原因の究明にあたりましたが、弊社側のお客様対応におきましてご報告の大幅な遅れや不十分なコミュニケーションがあったことが判明いたしました」

 また、異物混入の原因については、次のように説明している。

「製造部門における異物混入に関しては、調理工程ではなく包装工程において今回の生体が混入したと推測されるため、弊社ではただちに製造ラインを止め、改めて防虫対策の徹底を図るとともに、洗浄・殺菌・全点検を実施いたしました。なお、既に保健所にも報告済ではありますが、同製造エリアにおけるカメムシ混入の事実は過去2年遡っても本件のみであるため、混入事案に関する限り多発性はなく、偶発的なものと判断しております」

(文=Business Journal編集部)

提供元・Business Journal

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