ここで、調査を兼ねてサワラの様子を探るブレードジギングで釣ります。ベイトタックルからSW4000HGスピニングリールタックルに交換します。
先のカケアガリのポイントの水深20mで、ブレードがキラキラした60gの小型ジグを底層近くまで送り込みます。底をとることもなく、高速リトリーブをします。ただ巻きと言われる技なしの巻き巻きです。すると、ゴンとアタリましたがフッキングしません。
相手を確かめるために何回か途中で止めを入れながらリーリングすると、今度はフッキングしました。首を振る感じがハマチで、青い若大将が海面に姿を見せました。ハマチの9匹目です。
ブレードジグに反応したハマチ(提供:TSURINEWSライター・丸山明)
狙いが違うので、これは不覚ながらもおいしいサイズです。 止めを入れると、やはりハマチが喰います。止めずにひたすら一気巻きで表層まで探ります。
謎の大物ヒットでドラグが悲鳴を上げる
ここで、ガツンと大きなアタリに続いて、強烈に一直線に走るのが喰いつき、一気にドラグが悲鳴を上げます。先のハマチでは、ドラグは音も出しませんが、今度は悲鳴です。かなり走って止まった、巻くぞと思った瞬間、リーダーが切れました。新品のジグを持ってサヨナラしました。こちらもあまりの出来事に、いやはやびっくりで放心です。
正体は何でしょう。希望的観測は、サワラのかなりの型物メーター級か? 今年はヨコワ(黒鮪の幼魚)の群れが回遊しているので、その中でも引率の兄貴分か?いずれにしても、歯があるデカい奴です。さすがの出来事に奇々怪々、意気消沈で、寿しだねもたくさんあるので、本日は9時前に沖上がりにしました。
次回の準備と11月のハイシーズンへの期待
次回は、ラインシステムとタックルを考えて、サワラのブレードジギングに臨みます。わずかな調査釣行で、ワクワクしてきましたので、サワラのハイシーズン11月が楽しみです。