世界中を舞台に現在進行形で報告されているUFO目撃情報だが、2021年には刑務所の上空にUFOが出現、同時に奇妙な現象が起きたという報告が届けられている――。

■刑務所上空に光り輝くUFO

 2021年年6月末にペンタゴンから発表されたUAPレポートでは2004年以降に米軍関係者が目撃した未確認飛行物体(UFO)の143件が説明不可能であり、現在の物理学では理解できない空の現象が存在することが公式に認められた。さらにこれらのUFOが地球外由来である可能性を排除していないことが公言されたのだ。

 そんな中、興味深いのは刑務所の上空に現れたUFOを囚人たちが目撃したケースだ。

 イギリス・ドーセット州のポートランド島にある男性用刑務所「HMP The Verne」で2021年6月、複数の囚人と看守が上空に浮かぶUFOを目撃したと証言している。

 刑務所雑誌「Inside Time」への手紙の中で、目撃した囚人は次のように述べている。

「私は火星からの超自然的なものやエイリアンを信じていませんが、この刑務所で最近見たものは本当に非常に奇妙で、今でも言葉を失っています。」

「私がそこ(運動場)にいた理由は運動で、自分で決めた運動メニューを終えて辺りを歩き回っていました。突然、私が最初に太陽だと思った非常に明るい光が雲から現れました。」

「このオブジェクトは運動エリアにいる私たちのほうにどんどん近づいてきて約30メートル上空まできました。」

「私たちは看守を含め、呆然と立ち尽くしてこの奇妙な物体を見上げていました。その後、オブジェクトは収縮し始め、砕けて無くなりました。それから雨が降り、浴びた者は翌日、みんな赤い発疹が出てきました。」

「私はさまざまな人々からさまざまな説明を聞きました。ポートランド島には軍事基地があり、これはある種の軍事的な「ブラックプロジェクト」であった可能性があると言う人もいました。他の人はそれが球電(発光現象)だったと言います。とても奇妙であったこと以外は何だったのかわかりません。それが何であったか知っている人がいるでしょうか。または誰かが以前にそれのようなものを見たことがありますか?」

※「Inside Time」より

 UFOが消え去ってから降った雨を浴びた者が、翌日に赤い発疹を発症したというのは大いに気になる点だ。その後こうして文章を書いていることから症状はそれ以上は悪化しなかったのだろう。