コロナが5類に移行して1年たったが、あの騒ぎは何だったのか。騒ぎの張本人だった西浦博氏は、日本の感染症対策を自画自賛している。

行動制限も緊急事態宣言も有害無益だった

この記事に登場する岩田健太郎氏はこう振り返る。

こうしてなんとかコロナ禍を乗り越えた今だからこそ、これまでの対策や政策の中で、どこが正しく、どこが間違っていたのか? 何が有効で、何がムダだったのか?

コロナ禍の約4年間を振り返り、しっかりと考えるべきだと思うのですが、日本では国もメディアも『もう終わったこと』にして振り返ろうとしない。

とんだブラックユーモアである。岩田氏は、かつて激しくロックダウン(刑事罰による行動制限)を主張していた。4年間を振り返り、しっかりと考えるべきなのは誰か。

そして何といっても盛大にはずしたのはこの人。移動を「8割削減」しないと3ヶ月で42万人死ぬと予言したが、死者は900人だった。