私は、このような記事に対する知事からの反論を聞いてみたい。しかし、メディアの論調は「悪の知事の独りよがりな反論」として、ひたすらに知事の独善を暴きたてる内容で埋もれていて、双方の主張を公平に取り上げる報道は皆無に近い。
ようは、知事の首をとるために、すべてのメディアが「右へならえ」している状態にみえるのだ。
世論は冷静になるべきだ私の地元である佐倉市役所も、内側に入るとそこは「魑魅魍魎の巷」だ。市長派、反市長派、議会の主流派にこびへつらう上級職員等が入り組んで、しかも表の顔では決して本心を明かさない。よって、誰もその全体像を把握していはいない。
そのような場所に身を置く立場からすると、兵庫県知事に対する今の過熱した「正義をふりかざす報道姿勢」は、いかにも薄っぺらいものにみえる。
最後に、先に引用した上山信一氏のXを引用して筆を置く。
怪文書は知事を辞めさせる政治活動が狙いだった。一公務員が怪文書を使って議員とマスコミを躍らせ、知事の首を取りつつある。拙速な「知事狩り」は自死という悲劇で点火された。しかし悲劇に心を動かされ、事実の解明前に辞任を迫ることこそ公益通報の趣旨に反する。みんな冷静になるべきだ。 AbugGGJ8z9
— 上山信一 Ueyama (@ShinichiUeyama) September 7, 2024