なお、激甚災害指定も来週には行う見込みという報道がされています。

もともと政府は指定の迅速化を課題と考えており、その後の復興にとって資金繰りの見込みが早期に立つことは自治体や事業者等にとっても業務負荷や不安軽減に繋がると考えられます。 ※災害発生の初期の救助や避難所構築などには無関係なので、指定が早いに越したことはないですが、「一刻も早く」という時間軸で指定するべきものではない。

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SNSの偽情報の注意喚起や石川県の交通事情で一般車両の乗り入れ抑制

更に遡ると、岸田総理はSNS上の偽情報の注意喚起や、石川県の交通事情から一般車両の乗り入れを抑制するよう呼び掛けていました。

偽情報については、「瓦礫の下敷きになっている、助けてください」といった投稿が吹き荒れていましたが、コピペ投稿が横行、初出の投稿で「助かりました」と報告されているものも虚偽のものが数件あるというありさまでした。

ただでさえ日常から渋滞が起きている入り組んだ海岸線の能登半島の道路に、震災による路面損壊・がけ崩れ等による封鎖が加わった交通事情の中、陰謀論系政党の党首や迷惑系YouTuberが「現地入り」して得意になっている様が見られますが、この状況に触発されないよう苦言を呈している、という風に読み取れます。

以上

編集部より:この記事は、Nathan(ねーさん)氏のブログ「事実を整える」 2024年1月6日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「事実を整える」をご覧ください。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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